コスプレ日記(2)
前作
バカ殿という分岐点
2015/10/31(土)、所属する社会人ピアノサークルの合宿で群馬県の片品村へ。例年ハロウィンの時期に合宿が開催されるため、夜の宴は軽く仮装する人がちらほら。
照れ屋ながら個性を出したい私は初めてのフェイスペイントでバカ殿様。
今思えばここがリミッターの外れる分岐点だったように思う。
リアルガチャピンへの憧れ
ダウンタウンのごっつええ感じのコントの一つにリアルポンキッキというものがあった。
当時小学生だった私は、なぜか蔵野(現・ほんこん)演じるリアルガチャピンに強烈な憧れを覚え、社会人になってからも「いつかやりたい」と想い続けていた。
バカ殿でフェイスペイントの敷居も下がり、ピアノサークルの合宿で再び仮装の機会が訪れ、満を持して実行へ。
しかし実現の場はうら若き乙女も多いピアノサークルの場である。TPOをわきまえ、礼節を重んじる私は、「上半身裸は不適」と判断し、全身タイツで代用することとした。
そこで母にガチャピンスーツの製作を依頼するわけだが、「あんた年賀状に載せる気でしょ」と先の先を予見され、そっこうで断られる。
しかしながら、社会人生活で培われた粘り強い交渉術により、しぶしぶ了承いただく。
Amazonで購入した黄緑色のタイツを、「ガチャピン風に仕上げてください」と一筆添えて、発注完了。
ガチャピン現る
2016/10/31(土)、長野県佐久市にて合宿本番。
母の裁縫技術と、メイク担当おかやんの協力のおかげで、想定よりだいぶいい仕上がりとなった。
相棒のムックと。
具の部分。
ガチャピン de 木枯らし
せっかくのコスプレの機会なので、ショパンのエチュード25-11「木枯らし」を記録。
見た人に「よく手袋したまま弾けますね」と驚かれることがあるが、これは私にとっても奇跡。
鍵盤と手袋がつるつる滑ってまともな演奏にならないため、指を鍵盤に対して垂直に落とすイメージで演奏。
もっかいやってと言われても再現できる自信はない。
宿情報
需要がニッチすぎるが、合宿で利用した大人数向け・ピアノの弾ける宿情報。
2015年:群馬県片品村:ロッヂ白い鳥
2016年:長野県佐久市:かすがの森
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