収穫:2020年度の大根1本目と人生観

畑:こつこつ2020年度

前置き

私の家庭菜園事情についてご存じない方向けに、あらかじめ簡単な説明を記載します。昨年度までは会社の寮の敷地を借りて家庭菜園しておりました。今年度は会社の先輩の繋がりで、市民農園で再始動。

スギナだらけの荒れ地の開墾から始まって、現在の畑の様子がこちら(赤枠が私の区画)。

収穫:大根1本目@2020/11/8

ひときわ自己主張の強い大根が1本

迷わず抜き取ると、圧巻の長さw。ネットで虫よけしたので葉っぱも立派で、無農薬・化学肥料不使用のかぶきもんクオリティ(^ ^)v

かぶきもんカレーレシピ

ここのところ1日1食の質素な食生活を送っており、ここ最近は1週間に1度、カレーを7食分(1週間)作るのが定番。

◎大根以外の具材

大根葉、大根(半分)、ニンジン葉、ニンジン(1本)、かぼちゃ、ゴボウ、アボカドは細かく刻んで圧力なべの高圧で10分。細胞壁をしっかり壊して栄養の吸収をよくしつつ、カレーのとろみ形成に活用。

蒸し前

蒸し後

ルーを加えて野菜大量のカレー

残りの具材は食感を楽しむため、圧力なべの低圧で3分

合体後。ブログを意識してキレイに仕上げるべきであったと猛省。

家庭菜園の食費への貢献度計算

◎大根の貢献度
・大根以外の野菜:1144円
・大根価値:300円 (※)
⇒自給率:20.7% (300/(300+1144))
※スーパーの大根価格100円、大根葉のボリュームから一般的な葉野菜の価格に対応させた。ちなみに地場野菜コーナーの大根は1本180円。

◎考察
・大根だけで300相当の節約
・年間52週で15,600円相当
・10年継続すると156,000円相当。
⇒たかだか大根1本ではあるが侮るなかれ。大根1本の固定費削減でも、老後の経済的豊かさにしっかりつながるのだ。農作業で適度な運動ができること、コミュニケーションツールとしての価値、無農薬の食の安全を考えれば更なる付加価値あり(^ ^)。もちろん場所問題はあるが、小さな土地で少量多品種植えるだけでも、生活への貢献度は非常に高い。

1食の食費から人生について考える

◎1食の食費計算
・カレー350g        :200円(野菜170円、カレールウ30円)
・玄米250g         :70円
・豆乳ヨーグルト(自家製)200ml:40円
・シイラの切り身150g    :160円
・ナッツ30g         :50円
⇒合計 :520円
・その他:梅干し、ココナッツオイルなどを入れて丸めれば600円程度といったところか

◎月間の食費から考えること:600円×30日=1万8千円
現在の食生活は実験的な要素もあり、ずっと継続するかは未定。しかしながら、月に1万8千円の食費で、自身の満足できる食生活の質を確保し、心身のパフォーマンスを最大化するのに十分である知見が得られてきた。これに水道光熱費や消耗品などの生活費、家賃を加えても、生きていく上では年間100万円程度あれば十分ということ。そう考えると、心身に負担のかかる残業は極力せず、家族や友人と過ごす豊かな時間の確保、食事・運動・睡眠などの健康に関わる面に時間を投資して心身のパフォーマンスを維持・向上に努める、将来的に公私を充実させるために今からこつこつ自己研鑽、する方がはるかに豊かな人生を送れるということ。長期的に見れば、個人、会社、社会全体の利益になるし、会社がそれを心から後押しすれば、人材の流動性が高まる世の中にあって会社への帰属意識を高めることもできる。単なる食費から、いつのまにかマネジメントとはどうあるべきかなどの本質についての妄想が始まっていたので今日はこの辺で・・・(;´Д`A “`

後記:前のご近所さんとの再会@2020/11/8

畑のことを書いてたらタイムリーに、海辺を散歩中、昨年度まで社員寮の敷地でやってた畑のお向かいさんにばったり遭遇して30分ほど雑談。おんとし70歳を越えているが、相変わらずジムで運動、ヨガ、水泳など、健康で理想の生活を送られていて、「私も今からこつこつ継続してかなきゃな」と刺激をいただいた。

寮を出ていったん家庭菜園も引退し、ピアノもしばらく弾けなくなったので、向こう5年ほどは引きこもってインプットの時間にしたいと思っていた。が、図らずも自然と人と繋がる方向に運命が動き始めている気がする。やはりバランスが大事ということかもしれない。

※写真は海辺を散歩中の今日の富士さん(^ ^)

おわりに

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