2019年末年始世界周遊11：テルアビブ(イスラエル)(1)

2019年12月31日(火)

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はじめに
飛行機(1)：キルギス⇒トルコ(トランジット)
イスタンブール空港
飛行機(2)：トルコ⇒イスラエル
イスラエル上空
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はじめに

キルギスの次は、ロシアとイスラエルのハーフのロシア人Ｋさんと雑談しにイスラエルへ。

Ｋさんはロシア語と英語は話せるけど日本語ＮＧ。

私は片言の英語しかしゃべれない、かつ会ったことないＫさんとの雑談、なかなかの大冒険である。

振り返って2019年9月の話。

スウェーデンからキルギスへの移動でロシアを経由する予定だったので、ロシアで誰かにお会いできないかと思い、何の気なしにＫさんに「年末年始はロシアに帰省してますか？帰省してたら昼飯でもご一緒しませんか？」メール。

するとKさんから「旅行しすぎて休暇を取得しすぎたので、ロシアには帰省しない可能性が高いです。イスラエルなら歓迎しますよ！」のご返信。

実は、私は当初、イスラエルで会いませんかと声掛けしようかと思っていたが、2つの心配事で自粛していた。

(心配事1)イスラム圏への渡航歴(マレーシア、インドネシア)

(心配事2)厳しいセキュリティチェック：ネット情報では「3～4時間の余裕を持って行動すること」とあったが、過密スケジュールのかぶきもんにはかなり痛い時間の浪費。また、「預け荷物の中までチェックされ、『検査済』の紙が入っていた」というネット情報も見かけ、「歌舞伎メイクのフェイスペイント用のカラフルな液体をいっぱい保有してると無茶苦茶怪しまれそう」という不安&「没収されると次の国で歌舞伎ができなくなる」という不安。さらに、「ドローンでアフリカの大自然を撮影したい」と思っていたのだが、「兵器にも使われるドローンは保有してるだけでもやばいかもしれない」という不安があった。

しかしながら、せっかくお相手が会おうと言ってくれてるなら会わねばならぬと思うのがかぶきもん。

Kさんの申し出を受けて、即断でイスラエルに行くことを決意。

そして2つの心配事をＫさんにぶつけて見たところ、めっちゃ丁寧にご回答いただいた。

簡単にまとめると、

(心配事1)イスラム圏への渡航歴(マレーシア、インドネシア)：「それらの国からイスラエルに渡航する初めての人なわけでもないし問題ないでしょう。でもセキュリティチェックでたくさん質問されて長く拘束されることは間違いない。」とのこと。また、Ｋさんの友達でイスラム圏に渡航歴のある日本人の方に確認までしてくれる神対応。Ｋさん、優しすぎです・・・( ；∀；)

(心配事2)厳しいセキュリティチェック：「預け荷物は頻繁に中身を確認されます。私も何度も確認されたことがあります。中身の配置が出発前と変わってるので検査されてることがわかります。私は中身を没収されたことはないです。」とのこと。また、「(歌舞伎の)メイク道具が没収されないかはわからないけど、写真付きで『it’s for make up』と書けばどうかな？私もイスラエルからロシアに行くとき、たくさんの化粧品を持っていくけど、『present for mother』、『present for sister』とか書いてますよ。セキュリティスタッフに没収されたり、ボトルを開封されて台無しにされたりといった話はたくさん聞いたことがあります。」というアドバイスまで。さすがに兵器と思われるリスクのあるドローンは断念したが、歌舞伎メイクはダメ元で持ってくことにした。たとえ没収されてもシンガポールで十分もとは取れる見込みだし。

Kさんのアドバイス通りの対策(↓)の上でパッキング。