2019GW世界周遊4:マレーシア⇒イギリス移動(不思議な出会い)

世界周遊 ~2019年度GW~

2019/4/27(土)~2019/4/28(日)

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行程:日本(東京)⇒マレーシア(クアラルンプール)

・日にち:2019/04/27(土)
・航空会社:マレーシア航空MH0002便
・飛行区間:KUL→LHR(クアラルンプール→ヒースロー空港)
・時刻:23:30-5:55
・時間:13:25
・移動距離:11269km
・累積距離:16962km

機内食:マレーシア航空

変わり映えしない機内食ではあるが、短期間でありえない数の航空会社に乗ったので、多少は参考になるかもとコツコツアップ予定。コードシェア便などの正確な情報までは確認しないので悪しからず。

機内での不思議な出会い

世界のこんなところに日本人探訪も1カ国目マレーシア完了。クアラルンプール国際空港にてイギリス行きの飛行機の搭乗待ちでベンチに座っていたところ、となりに初老の男性と、一回りほど若そうな女性の関西弁の二人組が着席。話ぶりからマレーシア経由でイギリスに向かっていると予測。人見知りの私は話しかけることなく先に席を立ち、搭乗。すると関西弁の二人組が、なんと飛行機内でも隣に着席。通路側の私は「同じ日本人なんで、トイレ行きたい時は遠慮なく声かけてくださいね」と言ったところで、長く楽しいおしゃべりがスタート。
まずおっちゃんとお姉さんの出会い。2人は15年ほど前にアドラーの講習会かなんかでたまたま隣に座り仲良くなったとのこと。お姉さんは東京に引っ越したが今も電話などのやりとりが続いてて、今回はおっちゃんのアシスタントとしてイギリス旅に同行するとのこと。
次におっちゃんの素性について。おっちゃんは土木関係の会社に勤めていている方。名刺の肩書きには労働安全コンサルタントと書いてて、70歳とのことなので再雇用の再雇用といった感じかなと思われる。この時点でとてもバイタリティ溢れる方。どうやら、「道」を中心とした社会形成について真剣に学び、日本にも作りたいという大きな志を持っている方で、このお年で大学に通って論文も書きたいと思っているとのこと。本当に魅力的なセカンドライフ。日本のように、公共事業に多額の税金を投入するのでなく、イギリス政府が地域を定めてお金を投入し、持続可能な町づくりをしているとのこと。その一つの例を自分の目で確かめるため、マンチェスターに向かう道中とのこと。オランダのボンエルフやホームゾーンが原点にあるとのこと。
次にお姉さん。海外で臨床心理学の博士も取得してるような、これまた面白いお方。おっちゃんの論文の添削もしたり、一緒にディスカッションもされているとのこと。今回は通訳含めたおっちゃんの旅のアシストなど、とても愛に溢れた方。私の(ふわふわながら)将来的なビジョン・思想をお伝えしたら、お姉さんが学びのきっかけをご教示いただいた(たとえば、アダムスミスの富の一点集中型ではなく、ユニスさんの無担保融資の勉強など。日本なら九大の岡田先生)。
予定にはないところで、しかも経由の飛行機で思いがけず日本人3人目・4人目とかなり濃い目の話を賜り、お腹いっぱい。魅力的な人たちに出会い嬉しい反面、自分の小ささに焦燥感を覚える今日この頃なのでした。

※補足:おっちゃんから教えていただいたボンエルフ、ホームゾーンの資料

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwin7qr8uvDsAhWDP3AKHbFXAcwQFjAAegQIARAC&url=https%3A%2F%2Fjwu.repo.nii.ac.jp%2F%3Faction%3Drepository_uri%26item_id%3D2842%26file_id%3D22%26file_no%3D1&usg=AOvVaw2815cONWqnWuoSjR5z45es

空港からセントラルバスステーションへ

到着がターミナル4だったので私は元々安易にターミナル4のバス停でバスに乗る予定だったが、おっちゃんとお姉さんは私と同様に長距離バス移動とのことで、セントラルバスステーションに一緒についていくことに。これが大正解。セントラルバスステーションは暖かい室内で椅子に座ってゆったり待つことができ、(よく遅れるという長距離バスの)遅延情報もリアルタイムで表示される。もし一人でターミナル4のバス停に行っていたら、寒い屋外で立ったままいつくるかわからないまま待っていたかと思うとぞっとした(;^_^A。旅のめぐりあわせに感謝。

道中、お二人会話で「区画に日本と違って緑が多い」とか、空港のフロアで「矢印の位置とか看板の表示が間違いにくいように考えられてる」とか、「歩く歩道のサイドの挟まれ対策がユニーク」とか、着眼点が面白く、とても勉強になった。

私のバスはすぐにきたのでバスステーションなどの写真を撮ってるゆとりはなかったが、バスステーションまでの工程は私のような初の単独海外旅行のビギナーの方には心強い情報になるかと思うので、飛行機がターミナル4に到着するケースの通路の写真を時系列に並べてシェア(^ ^)。

フリーチケット購入

いざブライトンへ。待合室を出て、肌寒い中、私がバスに乗車して出発する時も手をふっててくれて、なんだかとても温かい気持ちになった。お二人との出会いに感謝感謝(^ ^)
というわけで、飛行機泊でたたでさえ疲れが取れにくい中、「睡眠不足」&「濃い会話で大きなエネルギー消費」。旅の2日目終わりにして、どう見ても超オーバーワーク…(笑)(;´Д`A。

※補足:ヒースロー空港の構造。ターミナルとセントラルバスステーションの位置関係が視覚的に確認可能。

ヒースロー空港 - 旅旅ビレッジ資料室

後日談:おっちゃんとの再会(2020/11/6)

コロナなどでなかなか機会がなかったが、大阪出張の帰りにおっちゃんと再会。当日朝のアポどりにも関わらずご快諾いただき、新大阪の次玄にてお好み焼きを食べながら小一時間ほど雑談。イギリス行きの飛行機でお会いした時の話の内容から、てっきり社会学などの論文を書かれるのかと推測していたのだが、理学部数学科の博士課程でベイズ統計やPythonでの機械学習などのツールで研究されているとのことで度肝を抜かれる。70超えてもバイタリティ溢れるおっちゃんにたっぷり刺激と活力をいただいた。生涯学習、おっちゃんのような方々との出会いを通して私も定年後が楽しみになるばかりで、今からこつこつ積み重ねていく気持ちが高まるのでした。感謝感謝(^ ^)。

なお、こういうときは私もグルテンフリー解禁。お好み焼き、10年くらいぶりかな??(笑)

次玄 · 〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島4丁目1−17 リアライズ新大阪駅東
★★★★☆ · お好み焼き店

おわりに

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